できたことノートのメソッドは、大学で正式単位科目に認定されています
できたことノートのメソッドは、行動科学、認知科学、情動科学が学べます。できたこと手帳を実践すると経験学習の実践演習も可能です。大学(特に将来教員になる学生向け)では、8コマの単位認定科目となっています。将来、教員になったとき、クラスの学級経営に活かせます。

長崎大学 シラバス
2024年度 経験学習実践論(1単位/全8コマ)
第1回 ガイダンス
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授業の概要
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授業で利用するコラボレーションツールの環境設定と演習
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この授業に臨むにあたって
第2回 自分を肯定的に見る効果
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欠けている部分に目がいくのは人間の習性
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「できたこと」を見つけよう
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「できたこと」を磨こう
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ありたい姿が見つかる「ベストできたこと」
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「できたこと」から新たな行動を導く経験学習法とは
第3回 感情をコントロールする
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情動知能 Emotional Intelligence を学ぶ
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クリティカルシンキングと目的思考
第4回 行動変容力を身につける
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できたことメモからできたこと気付き日記へ
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行動を習慣化する7つの技術
第5回 クリティカル・シンキング技術を学ぶ
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できたことを健全に疑ってみる
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創造的な行動変容を導き出す
第6回 ありたい姿発見ワーク
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揺らぎのない自信を獲得するプロセス
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自分のありたい姿を発見する
第7回 経験学習実践論まとめ
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経験学習実践論まとめ
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相互に学び合うフィードバック技術
第8回 さらなる行動実践に向かって
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全体を通じて学んだこと(ワールドカフェ)
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明日からの自分へのエールを(レポート記述)
2024年度 行動分析学入門(1単位/全8コマ)
第1回 ガイダンス
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経験学習実践論の復習
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この授業に臨むにあたって
第2回 リフレクションを科学する5つの視点
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状況把握力、論理的思考力、目的思考力、感情知能力、行動実践力とは
第3回 内省文を状況把握力で分析する
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「詳細な事実」を状況把握力の視点で分析して考察する
第4回 内省文を論理的思考力、目的思考力で分析する
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「原因の分析」を論理的思考力、目的思考力の視点で分析して考察する
第5回 内省文を感情知能力で分析する
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「本音の感情」を感情知能力の視点で分析して考察する
第6回 内省文を行動実践力で分析する
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「次なる行動」を行動実践力の視点で分析して考察する
第7回 分析レポートを評価する
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分析レポートに対して評価とフィードバックを行う
第8回 全体の振り返り
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全体を通じて学んだこと(ワールドカフェ)
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明日からの自分へのエールを(レポート記述)
2024年度 行動分析学実践(1単位/全8コマ)
第1回 ガイダンス & Day1体験
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経験学習実践論および「できたことノート」を理解する
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教材「できたことノート for School」の流れを理解する
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Day1「感情を見つめる。できたことを見つける。」を受講する
第2回 Day2、Day3体験
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Day2「内省しよう。行動変容しよう。」を受講する
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Day3「ありたい姿を見出す。」を受講する
第3回 ファシリテーションの技術①
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「安全な場づくり」について学ぶ
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「傾聴」について学ぶ
第4回 Day1「感情を見つめる。できたことを見つける。」のファシリテーション
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以下を理解した上で,ファシリテーションを実践する
― 感情に着目させる方法,数字に着目させる方法,相手に着目させる方法 -
グループ内で相互評価を行う
第5回 ファシリテーションの技術②
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「問いかけ」について学ぶ
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「リフレーミング」について学ぶ
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「内発的な動機づけ」について学ぶ
第6回 Day2「内省しよう。行動変容しよう。」のファシリテーション
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以下を理解した上で,ファシリテーションを実践する
―「詳細な事実」「原因の分析」「本音の感情」「次なる行動」を記述させる方法 -
グループ内で相互評価を行う
第7回 Day3「ありたい姿を見出す。」のファシリテーション
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以下を理解した上で,ファシリテーションを実践する
― 瞑想の手法,自動思考の理論,不安から行動が起きる理論,目的思考を深めるための理論,自分軸でありたい姿を見出す方法 -
グループ内で相互評価を行う
第8回 全体の振り返り
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全体を通じて学んだこと(ワールドカフェ)
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明日からの自分へのエールを(レポート記述)

永谷研一執筆の論文「できたことの振り返りの習慣化が与える自己効力感への影響度」が情報コミュニケーション学会 第20回全国大会で最優秀発表賞を受賞しました。
【論文タイトル】
(情報コミュニケーション学会第20回全国大会 CIS2022(2023.3.11~3.12) 発表番号:3A-2)